売春などで働く女性らが加入するスペインの労組「セックスワーカーズユニオン」が承認されたことで政府が混乱している。9月1日付ニュースによると、サンチェス首相は労働省が同労組を承認したことに怒りを表明した。労働大臣も「こんな組合を承認するなんて。私が知っていれば認めはしなかった」と語った。
政府としては「とにかくセックスワーカーズ労組の存在は許されない」との立場。首相はあらためて買売春の廃止を訴えている。一方、組合は「他の労組と同様、固定給や病気・妊娠出産休暇などの休暇制度が必要」と主張している。
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