国公労連は8月30日、職場でのハラスメント調査の結果(概要)を公表した。セクハラを受けたり見たりしたことがある職員は15・6%で、パワハラについては34・6%だった。
調査は今年6月、非正規職員を含めて実施。2565人から回答があった。過去3年間について、セクハラとパワハラがあったかどうかを聞いている。
国公労連は「7年前の調査に比べて、やや増えている」と分析。受けたことがある職員のうち、同僚や上司に訴えて助言・注意をしてもらった結果についても聞いている。「何も変わらなかった」がセクハラ、パワハラのいずれのケースでも5割を超えており、国公労連は「職場の自浄作用能力が低下、または不十分」と指摘している。
パワハラの具体的な内容としては、人格否定や差別的発言、怒鳴るといった、適切でない表現での指示・指導のケースが最も多かった【表】。
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