連合の神津里季生会長は6月28日の会見で、高度プロフェッショナル制度(高プロ制)を含む「働き方」法案の可決が必至になった状況について「高プロ制は法案から削除すべきとの声を一顧だにせず、数の力で押し通そうとしており、極めて遺憾だ」と語った。
参議院厚生労働委員会審議の最終盤で、立憲民主党が「採択に反対」、国民民主党が「(付帯決議を含め)採択に応じる」と対応が分かれたことには、こう述べた。
「私自身、参院での審議状況を全て把握しているわけではなく、(両党の対応が)いいとか悪いとかいう論評は控える。両党とも熟慮した上での対応だろう。1強政治の下で(法案が成立することを考えれば)少しでもいいものにすることが大事で、今はその最終場面だと受け止めたい」
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