インドネシアの大手製紙メーカー(TLPP)の関連企業5社で、労働組合が賃上げや無期雇用化などの要求を実現した。製造業関係の国際産別インダストリオールが6月19日付ニュースで紹介している。
TLPPは日本の商社、丸紅の子会社。その関連5社の組合はそれぞれの要求を掲げ、6月13日から3日間の統一ストライキを行った。
5社のうち港湾管理を担当する企業が今年1月にさかのぼって賃上げすると回答。他社も無期雇用化や職場の安全対策などの要求に応えた。
労使合意を確実に実行する上で、TLPPが責任を果たすことも確約されたと組合は語っている。
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