韓国の公務・交通労組(KPTU)が6月13日、前日の北朝鮮と米国の米朝会談と合意文書について見解を発表した。
敵対してきた2国間で対話が始まった点について歓迎の意を表明しつつ、合意文書に非核化などの具体策がないことに失望と懸念があると指摘。楽観論を戒めつつ、「真の平和」実現に向けた第一歩として受け止めるべきとし、その実現には労働組合を含めた国民の努力が必要だと訴えた。
見解は「朝鮮半島の非核化を実現する現実的なプランは、米国による先制核攻撃政策や北朝鮮に対する抑止政策をやめることが求められる」「在韓米軍の撤退を含めて関係国が通常兵器の削減に取り組むことも必要だ」と指摘している。
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