イタリアの労働組合が、インターネット通販大手のアマゾンの現地法人と画期的な協約を締結した。深夜勤務は任意とし、25%の割増手当を支払うこと、8週のうち4週については週末2日間の連続休暇を保障することなどだ。組合は各国のアマゾン関係職場にも波及させたいと意気込んでいる。
サービス業関係の国際産別UNI(ユニオン・ネットワーク・インターナショナル)が5月23日付ニュースで紹介している。
新協約は6月17日にスタートする。
同社は、就業時刻を定めず必要な時に必要なだけ労働者を働かせるやり方をしている。欧州を中心に反発が強まっており、組合は今回の協約について「各国での交渉に道を開くもの」と評価している。
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