サービス業労組などの国際産別UNI(ユニオン・ネットワーク・インターナショナル)の5月18日付ニュースによると、ネット通販大手のアマゾンで千人以上の労働者がストライキに立ち上がった。今年に入ってから2度目。
組合員は、処遇の低い非正規労働の拡大や、始終業時刻を定めず「経営者が必要な時だけ働かせる」ゼロ時間制度に反対し、抗議している。
組合員を支援しているナショナルセンターのスペイン労働者委員会総連盟(CCOO)は同社による違法な派遣労働について裁判に訴えている。同連盟幹部は「不安定雇用労働者ばかり使うやり方は人の道に反するし、違法だ。一生懸命働いて会社に貢献した労働者には安定した雇用と適切な賃金が与えられるべきだ」と主張している。
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