米国の客室乗務員組合(AFAーCWA、約6万人)が5月11日、セクハラ調査の結果を公表した。被害を受けたことがある組合員は68%に達した。
昨年だけでも35%が乗客からセクハラ言動を受けた。組合員は「私たちは乗客の性的な妄想や誘い、いやらしい写真などにさらされている」と指摘した。身体へのハラスメントでは18%が経験ありと回答。胸や下半身への接触にとどまらず、制服内に手を入れる、抱きつく、キスする、などがあった。
被害を会社に報告した割合は7%にとどまった。組合員の68%は「昨年、会社がセクハラ問題に取り組もうと努力した形跡はない」と見ている。
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