ゼネラルエレクトリック(GE)社が世界で大規模な人員削減などのリストラを計画していることに対し、米国やカナダ、欧州の労働組合が4月25日、抗議行動を繰り広げた。米国ピッツバーグで同社の株主総会が開かれていたこの日、会場前では米国とカナダの組合員がピケを張り、声を上げた。
欧州では工場や研究所の閉鎖に反対する統一行動が組まれた。オーストリア、ベルギー、チェコ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国の労働者が行動に参加した。
組合員たちは「欧州では125年の歴史があり、深くエネルギー産業に関わってきた企業。それなのに短期的利益のために設備や成果を台無しにしようというのは残念過ぎる」と指摘した。
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