南アフリカの主要5都市で4月25日、それぞれ数千人規模のストライキと集会が行われた。政府提案の最低賃金法案への反対をアピールし、まともに暮らせる最賃をと訴えた。
ストを呼び掛けたのは、昨年誕生した新しいナショナルセンター、SAFTU(約80万人)だ。
政府と経営者団体、既存の労働団体は既に最賃法案について合意している。しかし、SAFTUは「時間額20ランド(約176円)では低すぎて、貧困と格差を是正できない」と反発。この日のストを提起した。ストによりほとんどの自動車工場が操業をストップするなど、調査した537企業の34%が影響を受けたという。
組合はスト規制につながる労働法改悪案にも反対している。
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