「働き方改革いらない」「いつでもどこでも(最賃)1500円」――4月15日、東京のJR新宿駅周辺でコールが上がった。全労連と国民春闘共闘委、東京春闘共闘会議によるサウンドデモ。約300人が参加し、ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)実現を訴えた。
デモに先立ち、新宿駅東口広場で署名と宣伝に取り組んだ。
出版情報関連ユニオン(出版労連)の住田治人書記長は「出版産業なので本をつくってみました」と切り出した。無期雇用転換について、縦1メートル近い「本」を示しながら、4月から権利が発生していることをアピール。労働組合に入って処遇改善と権利確保を図ろうと呼び掛けた。
首都圏青年ユニオンや自治労連、生協労連、自交総連などの代表も処遇の底上げなどを訴えた。
〈写真〉サウンドデモを行う参加者(4月15日、都内で)
〈写真〉無期転換の権利などを訴える出版情報関連ユニオンの住田書記長(左)
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