世界的な食品飲料企業ダノンの研究所(オランダ)で働く45人の契約労働者がこのほど、常用雇用(正社員)に転換した。同社とナショナルセンターのオランダ労働組合連盟(FNV)が結んでいた合意文書(持続可能な雇用と権利確保に関する合意書)に基づく措置である。
同研究所で労働者は2年単位の雇用契約を更新しながら長期に働いていた。
来年以降も正社員への転換が予定されている。今回対象にならなかった契約労働者についても、正社員と同様の研修や病気休暇が与えられるという。
組合は「不安定雇用を制限する上で、合意文書が役に立った」と語った。
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