全労連や純中立労組でつくる国民春闘共闘委員会が第3回賃上げ集計を発表した。調査は3月30日時点。単純平均は5531円で前年同期を177円上回っている。加重平均は6088円で前年同期比で270円のプラス。ほぼ200円前後のアップとなっている。
前年実績との比較が可能な225組合のうち、前年実績を上回っているのは130組合で、約58%。
非正規労働者については、時給制の引き上げ額が平均で21・1円。前年実績(19・7円)をわずかに上回っている。
生協労連のユーコープ労組は時給35円の引き上げ、JMITUでは再雇用者について月4千円の処遇改善を勝ち取ったところがあると報告されている。
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