財務省のデータ改ざんが明らかになった「森友学園」問題。政府の責任を追及しようと3月18日、東京のJR新宿駅前で街頭演説会が開かれた。野党議員らは「自民党は『佐川事件』と呼んで矮小化しようとしているが、ことの本質は安倍夫妻事件だ」と指摘。安倍昭恵氏の証人喚問、内閣総辞職を求めようとアピールした。
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合と、総がかり行動実行委員会が呼び掛け、約4千人が集まった。
元SEALDsメンバーで大学院生のの奥田愛基さんは「(今の政治は)腐っている。全ての文書を国会に出してまともな議論をしてほしい。安倍昭恵さんも国会に来てください。そして安保関連法反対の時のように、もう一度、国会前に集まろう」と呼び掛けた。
中野晃一上智大学教授は財務省のデータねつ造と、その後も責任を取ろうとしない財務相や首相について「人として、社会人としてありえない。好きな言葉ではないが、こんな政府で日本の国益は本当に大丈夫かと心配になる。桜が咲いたら、安倍政権には散ってもらおう」と訴えた。
立憲民主、共産、社民、自由の代表も「森友問題」での徹底した真相解明などを求めた。
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