映演労連傘下の松竹労組東京分会は3月15日、本社が入る東劇ビル(東京・中央区築地)の屋上で、昼休みを使った15分間の〃ストライキ〃を行った。100人以上が参加し、賃金改善と全ての有期雇用社員の雇用上限撤廃を訴えた。
要求額は、社員3万円、専門職社員・勤続1年超えの契約社員とアルバイトは5%以上を求めている。今春闘の重点要求は「有期雇用契約の更新上限の撤廃と無期転換逃れのための雇い止め中止」。
同分会は、契約社員への雇い止め通告に関して2月、経営陣に抗議の申し入れ書を提出。松浦健分会委員長は「会社側は契約社員の雇用上限を今後撤廃し、パート・アルバイトについては検討の時間を置くと言った。同じ職場で働く仲間を一方的に辞めさせるようなことは許されない。契約社員100人、アルバイト70人の全員の雇用上限撤廃を引き続き求めていく」と述べた。
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