首都圏反原発連合は3月11日、国会前で原発ゼロを訴える集会を開いた。原発ゼロ基本法案を衆議院に提出した野党各党代表らがスピーチ。脱原発と自然エネルギーの推進と併せ、原発再稼働に固執する安倍政権の退陣を求めた。主催者発表で5千人が参加した。 同連合のミサオ・レッドウルフ氏は「世界の流れは脱原発だ。原発事故を起こした日本こそ率先すべきなのに、一番遅れている。今年こそ脱原発を実現しよう」と呼び掛けた。
作家の落合恵子氏は森友・加計疑惑で揺れる安倍政権を批判。「権力の私物化がいつまでも続くはずがない。今度こそ政権を倒そう。決して諦めないと、誓い合おう」と述べた。
原発ゼロ基本法案を提出した立憲民主、共産、自由、社民の4党に加え、希望と民進の議員も駆け付けた。「法案は(与党、野党関係なく)一人一人が議員として考えてほしい」(立憲民主)、「原発ゼロは国民多数の声であり、みんなの力で実現を」(共産)、「命を守らない安倍政権を退陣させよう」(社民)と訴えた。希望の党の柿沢未途衆院議員は「原発依存の日本では世界からそっぽを向かれる。原発ゼロと自然エネルギーを進めよう」と述べた。
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