日本金属製造情報通信組合(JMITU)や東京春闘共闘、電機労働者懇談会、造船連絡会などの実行委員会が3月3日、都内で金属労働者のつどい東日本集会を開き、JMITUの三木陵一委員長は「全労働者の大幅賃上げへ大きなうねりを」と呼びかけた。
三木委員長はこの20年で賃金が月数万円も低下していると述べ、「安倍首相が言う『3%賃上げ』は焼け石に水。生活改善には程遠いと言わざるをえない」と指摘。政府が賃上げの必要性を認めざるを得なくなったことは「労組にとって大きな武器となる。誰にも遠慮せず賃上げを堂々と要求しよう」と訴えた。
自動車や電機大手の労組の賃上げ要求が3%にも届かない点に言及し「賃上げを抑え込もうとする個々の企業の動きを乗り越え、全ての労働者の大幅賃上げを実現する大きなうねりを起こそう」と語った。
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