国公労連は2月20日、人事院に対して「18年統一・非常勤・定年延長要求書」を提出した。非常勤職員については、常勤化・定員化を要求。少なくとも、改正労働契約法で定められている無期雇用への転換を公務員にも可能とするよう、制度の整備を求めた。
要求書は、4年目を迎える非常勤職員に強いている公募(雇い止めと再応募)の撤廃をあらためて訴えた。「公務の専門性維持を困難にし、職員に深刻な精神的負担をもたらすものだ。公募によらず、専門性を高めた非常勤職員の雇用を更新することは道理にかなっている」と指摘した。 65歳への定年延長については「60歳以上の給与を公平で納得性の高い仕組みとし、高齢期にふさわしい生活が維持できる水準とすること」を要求。併せて、60歳前の給与水準の維持・改善も求めている。
コメントをお書きください