英国の大学教職員組合が2月22日からストライキに入る構えを見せている。大幅な年金削減計画を取り下げようとしない大学協会に抗議するためだ。組合によると、年金の削減額は平均1万1270ユーロ(約149万円)。
組合は「過去20年の間で最悪の提案だ」と批判。このままではストは避けられないと指摘した。
ヨーロッパの教職員組合ETUCEは「闘いを支持する。教育に献身している労働者に適切な社会的給付を行うことは、持続的で効果的な教育を維持する上で不可欠。劣化した処遇では、優秀な人材を採用することは困難になるだろう」と述べ、労使による協議が必要と訴えた。
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