全日本建設運輸連帯労組は2月9日、都内で「卑劣な組合攻撃を許さない緊急報告集会」を開き、約200人が参加した。エム・ケイ運輸と大阪広域生コンクリート協同組合からの労組攻撃について報告し、ともに闘おうと呼び掛けた。
同労組によると、大阪広域生コン協組は1994年に発足。ゼネコンによる買いたたきと安値乱売を防ぐための共同受注・共同販売を手掛けてきた。同労組とも当初は、協力関係にあったが現在では敵視する姿勢に転換。「威力業務妨害・組織犯罪撲滅対策本部」を設置し、ヘイトスピーチを繰り返す「排外主義グループ」のメンバーらを役員に迎え入れるなどして、組合攻撃を行っているという。
集会で全国ユニオンの鈴木剛会長は「われわれも同じ排外主義グループから攻撃された。萎縮してはいけない」と訴えた。
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