インド南西部の都市プネーにあるフォルクスワーゲンの工場でハンガーストライキが続いている。製造業労組の国際産別インダストリオールの1月12日付ニュースによると、会社側が提案した新たな賃金制度に反対する行動で、11人の組合代表が参加している。
会社側提案は、賃金の20%を成果主義で決めるというもの。インドの自動車産業では例がなく、組合は「多くの労働者が賃下げになる」と懸念を表明。
ハンストは1月8日にスタート。既に2人が病院に運ばれたが、会社側は全く反応していないという。
インダストリオールは「フォルクスワーゲンは早急に話し合いのテーブルにつき、事態が悪化する前に解決を図るべきだ」と訴えている。
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