安倍9条改憲NO!全国市民アクションと戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は1月7日、東京都内で「戦争とめよう!安倍9条改憲NO!新春のつどい」を開催、1300人が参加した。安保関連法案に反対するママの会の長尾詩子さんが主催あいさつし「今年は改憲発議や国民投票も考えられる。発議させないため3千万署名を達成し世論を広げよう」と訴えた。
ミニトークに立った俳優の松尾貴史さんは「権力者が憲法を変えたいというのは、国民に自分の言うことを聞かせたいということ。憲法について居酒屋でも語り合おう」と呼びかけた。
講演した石川健治東京大学教授(憲法学)は「9条は日本人に平和主義や非武装主義についてまじめに考えさせ、軍事力を統制し、立憲主義を支えてきた」と安倍首相の改憲案の危険性を指摘した。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は「自民党が昨年、改憲の論点をまとめたが、われわれは反対だ。立憲主義を守るためにがんばる」、日本共産党の小池晃書記局長は「安倍首相が改憲は自民党の使命というなら、改憲阻止は市民と野党の歴史的使命だ」、自由党の青木愛参院議員は「立憲主義を否定する改憲を認めることはできない」と述べた。
1都3県の代表が取り組みを報告。総がかり行動の福山真劫共同代表が「連帯の輪をさらに広げ、総がかりを超える総がかりをつくり、草の根から安倍政権を包囲しよう」と訴えた。
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