旧西ドイツ地区と旧東ドイツ地区の間で賃金格差を強いられてきた清掃労働者がこのほど、経営者団体との間で格差を解消する労働協約を締結した。サービス業関係の国際産別ユニオン・ネットワーク・インターナショナルの11月16日付ニュースが報じている。
これまでにも旧東独地区では賃上げが行われてきたが、現在も最大13%の格差があるという。
組合は「東西ドイツの統合から28年。ようやく賃金格差の壁を壊すめどがついた」と評価している。今後4段階の是正を行い、2020年12月に格差を解消する計画である。
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