憲法擁護や核兵器廃絶を訴える「世界平和アピール七人委員会」は10月7日、総選挙に向けてアピールを発表した。「国民不在の政権奪取ゲームに躍らされてはならない」と述べ、(1)改憲や安保関連法などについて推進・賛同の立場を取る与党とその補完勢力(2)民主主義を大切と思い歴史の流れを進める護憲勢力――の2者の選択だと強調した。
アピールは、安倍政権による情報操作や政治の私物化、共謀罪法をはじめとする憲法違反の立法強行などを批判。自衛隊を憲法に明記する提案についても「いまここで現行憲法に手を加えなければならない必要はどこにもない。無用だ」と指摘し、改憲阻止を呼び掛けた。
投票に当たっては、三つの勢力からの選択ではなく「与党と補完勢力」「護憲勢力」の2者からの選択と考えるべきと訴えている。
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