退職者連合の人見一夫会長は9月14日、都内で開いた高齢者大会で「一日も早い安倍政権の退陣を求めていかなければならない。大胆に示していこう」と訴えた。社会保障削減、共謀罪法強行、性急な改憲論議に強い怒りを表明した。
人見会長は、政府の社会保障予算抑制方針に対し、「新たな給付の抑制と自己負担の増加は絶対に認められない」と主張。社会保険料の支払いが可能で、安定した良質な雇用が不可欠と強調し、支え合いの仕組みの再構築を求めた。
さらに、政府与党が共謀罪創設法をごり押しした経緯や、9条改憲を2020年に施行しようとしていることを批判。森友・加計疑惑隠しにも言及し「このまま安倍政権が続けば日本の平和と民主主義が崩壊しかねない。現政権に終止符を打ち、国民本位の政治をつくろう」と呼び掛けた。
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