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    海外労働短信/ハリケーン被害に基金/米労組がカンパ呼び掛け

     8月25日に米テキサス州に上陸したハリケーン、ハービーによる被害に対し、テキサスの労働組合(米国労働総同盟産別会議の地方組織)が救援基金を設置し、カンパを呼び掛けている。被災地でのボランティアも募っている。

     上陸してからの5日間で少なくとも死者は28人。同州ヒューストン東部地域では浸水した住宅に数千人が取り残されているという。 基金名は「テキサス労働者救援基金」。自然災害などが発生した時に設けられるもので、同労組は「われわれは被災者の被った損害を補償し切れないが、基金として、仲間たちが支援しているという連帯のメッセージを送ります」と話している。