英国で見習い訓練労働者に対する最低賃金違反が問題になっている。水準は一般労働者の最賃より低く設定されている(時間給約510円)にもかかわらず、違反が18%もあるためだ。
政府の調査によれば、最も違反率が高いのは理容関係の46%。保育(27%)、建設(25%)、電気技師(23%)、医療・介護など(17%)が続いている。
英国労働会議(TUC)のフランシス・オグレイディ書記長は「こんなに違反率が高いのはショック。理容と保育で違反が多いのは、多くの女性が権利を否定されているということだ。政府はすぐに違法を取り締まるべきだ」と訴えている。
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