イランで砂糖を製造しているハフト・テペ社の労働者が、滞っている賃金の支払いを求めている。国際食品労連(IUF)が7月14日付ニュースで紹介し、同社労組(ハフト・テペ労組)への支援を呼び掛けている。
同社では以前から賃金の遅配や不払いがあり、労働者たちは2008年に独立系の労働組合を結成。ストライキ闘争を行ったが、労組リーダーが逮捕されるなど弾圧を受けてきた。
2015年に民営化されると、労働者の状態は一層悪化した。ストで対抗してきたものの、現在も数千人の賃金が2~4カ月不払いになっている。
労組は賃金の全額支払いと併せ、労働組合の承認と再国営化を求めている。
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