自治労は5月25、26の両日、愛媛県で中央委員会を開いた。川本淳委員長は安倍政権による改憲の動きに警戒を呼び掛け、「野党には『安倍改憲を許さない』の一点で再度団結するよう求めていく」と訴えた。
川本委員長は野党の要となる民進党の現状について、「単に支持率が低迷しているということにとどまらず、存立基盤そのものが揺らいでおり、極めて厳しい環境にある」と指摘。当面する東京都議選で、少なくない民進党公認候補が離党して「都民ファースト」に参画していることなどに言及した。
その上で、民進党に対しては「安倍一強体制に対抗する勢力の中心軸は民進党しかない。目先の利益に一喜一憂することなく、大局観を持った振る舞いを求めたい」と苦言を呈した。
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