5月3日に開かれた「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などの集会には、改憲派議員が多数参加した。民進党からの出席はなかった。
シンポジウムでは、衆院憲法審査会の委員を務める公明党の遠山清彦議員と、日本維新の会の足立康史議員が見解を表明した。
●公明党支持者を説得?
公明党の遠山議員は、9条改憲を訴えた安倍首相のメッセージを受けて「2020年までに9条3項を追加するかどうかは、これから議論する。私個人としては明記も十分理解できる」と述べた。主催者代表の櫻井よしこ氏から「公明党婦人部の方々などをどうやって説得するのか」と問われると、「安保法制の時も婦人部の方々の会合を70回以上説明して回った。『いざ改憲』となれば自信を持って説明させていただきたい」と答えていた。
日本維新の会の足立議員は「国会で3分の2を占める自民・公明・維新を改憲勢力という声もあるが、3分の2を選んだのは国民の意思だ」と発言。「国民の支持を受けた自公維で改憲を行っていくのが筋」と主張した。
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