米国でトランプ大統領が署名した移民排除の大統領令に反発が、財界人にも広がっている。2月初めにはアプリによるタクシー配車事業を展開するウーバー社のトラビス・カラニク最高経営責任者(CEO)が大統領の経済諮問グループを離脱した。
マイクロソフトやアマゾン、グーグルなどIT系大企業の経営者も大統領令を批判している。
ウーバー社ドライバーの多くは移民であり、大統領令への反発を強めていた。カラニク氏は「経済諮問グループのメンバーだからといって、大統領令を支持しているわけではないが、そう受け取られてしまっている」と指摘。その上で「大統領令はこの国の多くの人々を傷つけている」とのコメントを発表した。
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